実は、私の母親の生まれ故郷が、熊本県の荒尾でして。
荒尾に行ってまいりました。
小さいときに、一度、行った記憶があるかないか。
あのとき、弟は生まれていたのだろうか?というくらい小さいときに。
母親の親が亡くなったときに行った記憶。
それから、残っている記憶は、家の裏に線路があって、電車が通るというもの。
荒尾駅に降り立つ、母親の子供(僕のこと)。
荒尾市のマップをパシャリ。万田坑しかないですな。
タクシーで万田坑に。
万田坑の案内図です。
万田坑、世界遺産に認定されたんです。
http://arao-kankou.jp/sightseeing/history/mandacoalmine.html
三井三池炭鉱について、母親からは、爆発のときは凄い音がしたということを聞きました。
凄い音がして、その後、町がてんやわんや。同級生のお父さんが亡くなったりということがあったとのことでした。
その事故の概要は、以下のとおり。
1963年(昭和38年)11月9日午後3時12分、三井鉱山三池鉱業所三川鉱(三川坑)第一斜坑の坑口から約1600メートル付近の斜坑で炭塵爆発が起きた。坑内で用いられていた石炭を満載したトロッコの連結が外れて火花を出しながら脱線、暴走し、これにより大量の炭塵がトロッコから坑内に蔓延した。この炭塵に引火爆発したのが原因である。
当時、坑内は約1400人の労働者が従事。死者458名、救出された940名のうち一酸化炭素中毒患者839名を出した。
炭鉱、初めて見に行きました。
昔は、これで石炭を取っていたのかぁと。
びっくり。
その後は、荒尾の海岸沿いに。
うちの母親が、死んだときは遺灰を生まれ故郷の有明海に撒いて欲しいと。
有明海、引き潮のときは、凄い遠くまで潮が引くんです。
潮干狩りののために人がたくさんでした。
足元は貝だらけ。
潮干狩りをされている人々。
そして、九州本線の到着。
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