HOTELIER@城アラキ

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僕は、漫画を読むのが大好きです。

今でも、良く漫画を買います。

今回は、

HOTELIER@城アラキ

いや~、良かったですよ。

 

 

さすが、城アラキさん。

城アラキさんといえば、

バーテンダーという漫画ですよね。

これもホントにお勧めです。→こちら

 

で、今回のこの漫画に話を戻しますと、

サービス業に携わっている人には、

ほんとにとてもためになる。

この本、マーケティング本じゃね?

って感じの深い記述が漫画の中にたくさん書かれています。

ちょっとだけ紹介しますね。

 

お客様自身も気付かない「答え」=感動

を見つけて差し上げるのが、あなたの仕事。

なるほど~~、ホテリエってそうなのか~。

 

ホテリエの仕事は誰のためにあるか分かる?

そりゃもちろんお客様のため?

それだけじゃない

ホテリエとしてのプライドのため

どんな仕事でもプライドが人を育てる

決して報酬や地位ではなくね

 

君たちはホテリエと会社勤めのサラリーマンの

一番の違いが分かるか?

例えば、営業マンがミスをしたら

「営業の〇〇は仕事が出来ないダメなヤツ」とお客様は個人を叱る

でも、

 

ホテルでは、「ウエイターの〇〇がダメ」とは言われない。

どう言われるか。

「財前ホテルはダメだ」と言われる。

たった1人のミスでそう言われるんだ

 

逆もある

たった1人のホテリエの仕事ぶりで

そのホテルの評判を上げることも出来る

そんな仕事は他にない

・・・はい

ま、ボクもそうやって先輩から叱られてきたんだけどサ

ただし勘違いしちゃいけないのは

お客様のクレームってホテリエにとっては財産なんだ

 

クレームが財産?

そのホテルが好きだからこそクレームを言う

気付かないところを指摘してくれる

本当にそのホテルが嫌いなら今の時代だ

こっそりSNSに悪口を書いたりするだろ

これをもう一度クリーニングに見せてやり直してもらうといい

これも昔、ボク自身がお客様に叱られて覚えたボクの財産

 

考えろ

ホテリエにとって一番大事なのはマニュアルの半歩先だ

サービスが一歩不足でもダメ

一歩過剰でもダメ

だから半歩先

 

その半歩にこそ

客の感動があり

ホテリエという仕事のやりがいもある