6月30日に紹介しました
経営舎のための労働組合法教室@大内伸哉
を読み終わりました。
前に紹介したときのブログは↓
これですこれです。
基礎知識の再確認という意味合いがありましたが、
読んでみると、新たな発見とかあったり、
お恥ずかしながら誤解していたところがあったり、
有意義な読書、いや、勉強か。になりました。
はしがきにこんなことがかかれていました。
「私は、経営者の皆さんに対して、労働組合を好きになってほしい
と言うつもりはありません。労働組合とうまく付き合っている
経営者も多いでしょうが、かりに労働組合を嫌悪していたとしても、
それは経営者の1つの価値観として、尊重されるべきだと思っています。
ただ、内心の価値観がどうであれ、言動ではコンプライアンスを尊重する
姿勢を示さなければ、経営者失格となってしまいます」
なるほどなるほど。
少しだけタブーに切り込んでるなとwww
この書籍は、全部で20講から成っています。
どうして労働組合法を学ぶ必要があるのか
労働組合とは何か
労働組合への加入・脱退
便宜供与はどこまで許されるか
労働組合による組合員の統制
団体交渉と交渉事項
団交応諾義務と誠実交渉義務
不当労働行為とは何か
不当労働行為の救済手続
不当労働行為の救済命令
労働協約の成立要件と効力
労働協約による労働条件の不利益変更
労働協約の解約
組合併存下の法律問題
争議行為の法的保障
争議行為の正当性
組合活動
経営者の争議対抗行為
労働組合と従業員代表
労働組合とどうつき合うべきか
これらがコンパクトにわかりやすく書かれていました。