ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力@塩田元規(アカツキ創業者)

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さてさて、読書でございます。

今日は、

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力@塩田元規(アカツキ創業者)

です。

 

この書籍を読むまで、アカツキという企業を知りませんでした。

読んでみて思ったが、

著しく成長を続けている理由がここに書かれているなぁと。

 

 

 

 

一番、ビビッときたのは、塩田さんが学生時代に千葉にある化粧品会社のおじいちゃんにインタビューしたときの話。

 

社長:素晴らしい会社の定義で大切なことは、たった1つだ。それは、「雰囲気がいい会社」だ。

塩田:ビジネスモデルとか戦略とかそういうことじゃないんですか

社長:ビジネスモデルや事業内容はいつか変わる。なぜならお客さまの求めるものも変わってくるからだ。でも変わらないことは、企業っていうのは人が全てだっていうことだ。いい会社にはその会社の文化がある。哲学や信念がある。それを社員と共有している。そして、社員は働くことを楽しんでいる。そこにはいい雰囲気が流れるんだ。会社を測る時は、目に見えやすいビジネスモデルや数字じゃなくて、雰囲気などの目に見えないものが一番大切なんだ。経営者の仕事は、目に見えないものに気づき、それを育める環境を作ることだよ

塩田:最後に、人生ってなんですか?

社長:塩田君、人生に何かゴールがあると思っていないか?何かを手に入れたり、達成したら幸せで、そうじゃなければ不幸せだと思ってないか?たとえば、いい大学に入って、いい会社に入ったら幸せだと思ってないか?ゴールや目標はもちろん大切だ。でも、それは今この瞬間をより楽しみ、味わうためにあるんだ。人生は旅のようなものだ。目的地を見据えながら、道を間違えたっていい、道中を楽しんでいくんだ。そして、人生の目的は、何かを手に入れることじゃない。自分自身の器と可能性を広げていくこと、より大きな自分に出会うことだ。それを意識の成長って私は呼んでいるが。自分が死ぬときは、卒業証書をもらうようなものだ。どれだけ大きな自分になっているかが大切だよ

 

なるほど~~

今後、うちの事務所もどんどん変わっていかないといけないと思っていますが、いい雰囲気が流れるようにしていきたいなと思います。

 

これ、僕の大好きな、死ぬこと以外かすり傷の箕輪厚介さんが編集してました。

 

いつもの読書感想文を掲載。

200503 【読了】 ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力@塩田元規(アカツキ創業者)