こんにちわ。
久しぶりに労政時報に寄稿させていただきました。
お題は、こちら
経営悪化につき、定年後再雇用者の労働契約を期間途中で解除できるか
というものでございます。
じゃじゃーーん!
回答としては、
契約期間中の契約解除は、定年後再雇用者であっても、
通常の整理解雇に比べて厳格に判断されるため、
認められる可能性は低いと考えておいたほうが良い。
期間満了まで待てない理由を合理的に説明できることが
最低限必要。
と書かせてもらいましたが、とっても悩ましい問題でした。
労働契約法17条では、有期雇用契約の期間途中の解雇について
書かれていますが、その兼ね合いですね。
そして、それが整理解雇の場面ではどうなるのか。
定年退職後再雇用者の人員削減は、
正社員にとっては解雇回避努力義務の履行の1つ
になるわけで。
すんごく逡巡していることがわかる解説になっていますw
悩んだ跡をみたい方は是非、労政時報4020号をお手にとっていただければと。