事務所経営が変わる!具体的手法から学ぶ法律事務所のマーケティング&マネジメント@柿沼太一

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事務所経営が変わる!具体的手法から学ぶ

法律事務所のマーケティング&マネジメント

@柿沼太一先生(弁護士、中小企業診断士)

この本を最初に手に取ったときは、本当に感動しました。

中小企業診断士試験に合格した後だったかな、

自分のブランディングをどうしようかと考えたことが

ありまして、そのときに購入した記憶。

そして、柿沼太一先生は、52期の先生で、

弁護士・中小企業診断士

色々と、士業に関するマーケティングの書籍がありますが、

この書籍はピカイチです。

中小企業診断士試験のときに勉強したドメインとか、

マーケティングに関することが、法律事務所に沿って書かれている。

ここまで深く書けるのは、弁護士だからこそかと。

弁護士だからこそ、弁護士業界がわかる。

そして、そこに診断士としてのスキルを活かしていく。

この書籍は、これまで何度も読んでいるのですが、

将来、どういった事務所にしていきたいかなどを

具体的に考えておりまして、その一環で原点に戻ってきた感じです。

もうへにゃへにゃになるくらい読んでますもん。

 

はしがきの最初に書かれていることは

この本を手にとっていただいた方の中には、

弁護士・法律事務所のマーケティング

に対する違和感やとまどい、拒否感を持っている

方も多いのではないでしょうか。

これは、弁護士業務においてマーケティングが

自己目的化することの危険性を、

無意識に感じているからではないかと思います。

しかし、マーケティングをそんなに大げさに考える

必要はありません。マーケティングは単なる手段の1つです。

ここまで

 

よく法律事務所は稼いではいけないみたいな話があるじゃないですか。

でも、本当にそうなんだろうか?

稼げているということは、それだけ付加価値を生み出して

お客様の役に立っているということなのではなかろうか。

 

そして、この本では、

依頼者を集めるためにはどうすればよいか

依頼者に満足してもらうためにはどうすればよいか

組織の維持発展のためにはどうしたらよいか

が書かれています。

 

中小企業診断士の資格をとってから、

僕もマーケティングに関する書籍をたくさん読む

ようになりましたが、士業で難しいのが、

その専門性です。

士業の場合、お客様はどうしても個人につきます。

この先生だからお願いしたいというのがあります。

また、マーケティングを突き詰めていくと、

効率性という問題が出てきて、果たして、専門性は

担保されるのだろうか、とか、色々な壁にぶち当たるわけです。

でも、この本を読むと、「あっ、そうか」と合点がいくところがたくさんあります。

弁護士の先生方には、絶対に読んでもらいたい一冊です。

 

 

一度、柿沼太一先生にもお会いしてみたい。

 

10月21日 西岡常一(法隆寺・薬師寺宮大工棟梁)

理屈ではなく、体で覚える

この言葉は良く聞きますが、

僕は、とりあえずやってみる!

という意味に取っています。

頭で考えないで、とりあえずやっちゃおうぜ!

みたいなのりかな。

昔、司法試験の受験のときにですね、思ったことがあるんですわ。

理論的に良く分からないけど、とりあえず暗記しちゃおうって

そうすると、昔わからなかったことが、あるときに理解できるんです。

ああああ、こういう意味だったのねって。