令和6年10月3日から、第70回労働法実務研究会が配信される予定です。
お題は、フリーランス新法施行目前!法令遵守とリスクマネジメント〜変わりつつある日本の人材活用〜
太田・石井法律事務所の深野和男先生チームに所属させてもらっております。
これから準備をして9月に収録してとなります。
小鍛冶先生、中井先生、冨岡先生とご一緒です。
僕は、労働基準法上の労働者性の議論状況について報告をさせていただきます!
以下、案内の抜粋です。
令和6年11月1日に「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法)(令和5年度法律第25号)(いわゆる「フリーランス新法」)が施行されます。
企業は、フリーランスへの委託を活用するに際し、今後は、フリーランスの就業環境等を整備しなければなりません。
また、近時、フリーランスの事故に労災が認定されたり、フリーランスが委託元に対して、賃金請求訴訟を提起したり、また、フリーランスが労働組合に加入し、団体交渉を求めたり等の事象が起きています。
更には、委託者に対して、フリーランスに対するハラスメントに係る安全配慮義務違反を認めた裁判例も出ています。
そこで、今回は、フリーランス新法の施行直前のこのタイミングにおいて、フリーランスの活用にあたっての法令遵守とリスクマネジメントを研究(発表と討議)のテーマとすることにいたしました。
最新の情報を紹介しつつ、論点(論争点に限らない。)をわかりやすく整理することに努め、たとえ人事労務に初心者の方であっても、仕事に志と意欲をお持ちの方々であれば、些かでも今後の実務における実践とそれを通じた実証的な研究のお役に立つものになるよう、これまで以上に担当者全員で努力したいと存じます。
特に賛助会員の皆様の多くのご参加をお待ちしております。