マジックミラー 有栖川有栖

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普段、あまり推理ものは読みませんが、本屋さんでおすすめされていたのと、

余呉湖が舞台ということで、こりゃ買わなきゃなと。

余呉湖、そう、徳山鮓さんがあるところです。

琵琶湖の近くにポツンとある小さな湖。

新装版
マジックミラー 有栖川 有栖

有栖川有栖デビュー35周年

「この物語はきっと、百年後も輝いている。」
──白井智之(ミステリ作家)

至高のアリバイ崩し


琵琶湖に近い余呉湖畔で女性の死体が発見された。

殺害時刻に彼女の夫は博多、双子の弟は酒田にいてアリバイは完璧。

しかし、兄弟を疑う被害者の妹は、推理作家の空知とともに探偵に調査を依頼する。

そして謎めく第二の殺人が・・・。

犯人が作り出した驚愕のトリックとは? 有栖川作品の原点ともいえる傑作長編。

「『マジックミラー』はクイーンやクロフツの上を狙って成功した稀少な例だ」

ミステリ界のレジェンド、鮎川哲也先生も唸った超絶技巧派ミステリ。

実に面白かった。昔の小説ですが、凄いこと考えるなぁと。

トリックって奇想天外な発想から来るんだなと改めて思う小説でした。

考え尽くせば、道は開ける!