師匠のPIVOT2回目 共感の連続

心構え/
  1. ホーム
  2. 心構え
  3. 師匠のPIVOT2回目 共感の連続

先日のブログでも紹介しましたが、

勝手に師匠と呼んでいる高松智史さんのMC2回目。

共感の連続、波のように押し寄せてきましたわ。まぢで。

前回の感想のブログは↓です。

今回は、後編。1週間めちゃ楽しみに待っていました。

ノーススターを定義するというところからの板書。

板書、図解って最高よね。わかりやすい。

僕も、日頃打ち合わせをする時には、

できる限り板書

するようにしています。

板書すると頭も整理できるしね。

全体像の把握って、確かに大事だなぁと。

細分化していくと、そこだけを見てしまって、

「本末転倒」が起きることが結構ある。

そしてね、来ましたよ!インプットの重要性。

これこれ。僕、今年の年賀状で、圧倒的なインプットを目標に掲げたの。

「インプットの質が全てを決める」

この言葉、響いたねぇ。

嶋津さんのいう

「みんな、処理とアウトプットに目がいく」。

そうなのよ。僕もそんな傾向を近年持ってたの。

ここでね、はたと思ったの。弁護士に当てはまるなと。

弁護士ってさ、事実を法律に当てはめて、結論を出す。

法的三段論法

っていうじゃない。

事実→法律→結論

みんなね、法律家の多くは、とりわけ若い法曹は、

法律に当てはめて結論を出す、に注力する。

もしくは、当てはめる法律の解釈に注力するんだよね。

それが受験勉強だし。仕方ない。

これが、処理とアウトプット。

でもね、大事なのは、

事実

なの。

僕が、最初に弁護士になったときに、

うちのボスである寺前隆弁護士が、

僕に口酸っぱく言っていたことは何かというとね。

「事実が勝負を決するんだよ、わかるか?」

ってね。

法律の勉強ももちろん大事なんだけど。

でね、話を戻すとね。

ここでいう「事実」ってのがインプットなの。

インプットの質が全てを決める!って、弁護士に当てはめていうと

どんな事実をお客さんから聞き出せるか、炙り出せるかってこと

なんだと思う。

嶋津さんが、最後の方で、工場見学行きました、何を持って帰って来れるか、課題はここで、とか持ってくる人と、大きな工場でしたね、って人では全く能力が違うって趣旨のこと言ってました。

このことと同じだなと。

気づく能力って、知識から生まれるんだと思う。

でね、となると、弁護士的には、大事なのは、ヒアリングになるんだろうなと。

ヒアリングのうまさが、弁護士としての能力に直結するってこと。

ヒアリングが上手くなるためには、テクニック論だけではなくて、想像力が重要。

そうなると、世の中、こんなこともありうるんだ!みたいな知識が必要。

想像力というのは知識から生まれると思っています。

自分の想像の範囲でしか質問ってできないし。

なので、僕は、事件に取り組むとき、その業界の書籍を購入して、勉強します。

MRってどんな仕事をするの?とか、品質保証ってどんな仕事を知るの?とか。

お客さんに、仕事内容を知るために、何かバカでもわかるような簡単な本を教えてください、買って読みたいんで、とお願いします。

あるあるなのが、証人尋問で、自分側の証人が、予想外の答えをしたときに、弁護士が、「どうしてあんなこと言ったんですか?」みたいなことを言って責めることがあるんだけど、それは、お門違い。事前にヒアリングできていなかったことが問題なのよね。自分の能力を棚に上げて。

今回も大変学びになったなぁと。

今年は、インプット!!圧倒的なインプット!

がんばります。

師匠、最高でした。

最後に、エグゼクティブサマリーを読んで、また頷きまくる。

そうだよね、そうだよねって。

その日、そのあとすぐに、文字に落としておこう

これって、めちゃ大事で、弁護士だと、訴訟経過報告書とか、裁判の期日のたびに、お客様に送るんだけど、

僕は、期日が終わったらすぐに書くようにしています。

純粋に記憶の問題もあるんだけど、雰囲気の言語化もある。

これを1日置いて作成すると、やや不正確になっちゃうんよね。

あとね、もう1つ。

報告書の内容の信用性が問題になった場合には、終わった後、すぐに作成するのが重要。

出来事のすぐ後に作成したもの、1時間後に作成したもの、1日後に作成したもの、1週間後に作成したもの、どれが一番信用できますか?ってことなのよ。

そりゃもちろん、出来事のすぐ後に作成したものだよね。

そこなのよ。歯を食いしばって、すぐにやる!

これが大事と思って、日々生きています。

なんか偉そうに書いてはいるけど、自分への戒めでもあり、備忘でもある。