先日のブログでも紹介しましたが、
勝手に師匠と呼んでいる高松智史さんのMC2回目。
共感の連続、波のように押し寄せてきましたわ。まぢで。
前回の感想のブログは↓です。
今回は、後編。1週間めちゃ楽しみに待っていました。
ノーススターを定義するというところからの板書。
板書、図解って最高よね。わかりやすい。
僕も、日頃打ち合わせをする時には、
できる限り板書
するようにしています。
板書すると頭も整理できるしね。
全体像の把握って、確かに大事だなぁと。
細分化していくと、そこだけを見てしまって、
「本末転倒」が起きることが結構ある。
そしてね、来ましたよ!インプットの重要性。
これこれ。僕、今年の年賀状で、圧倒的なインプットを目標に掲げたの。
「インプットの質が全てを決める」
この言葉、響いたねぇ。
嶋津さんのいう
「みんな、処理とアウトプットに目がいく」。
そうなのよ。僕もそんな傾向を近年持ってたの。
ここでね、はたと思ったの。弁護士に当てはまるなと。
弁護士ってさ、事実を法律に当てはめて、結論を出す。
法的三段論法
っていうじゃない。
事実→法律→結論
みんなね、法律家の多くは、とりわけ若い法曹は、
法律に当てはめて結論を出す、に注力する。
もしくは、当てはめる法律の解釈に注力するんだよね。
それが受験勉強だし。仕方ない。
これが、処理とアウトプット。
でもね、大事なのは、
事実
なの。
僕が、最初に弁護士になったときに、
うちのボスである寺前隆弁護士が、
僕に口酸っぱく言っていたことは何かというとね。
「事実が勝負を決するんだよ、わかるか?」
ってね。
法律の勉強ももちろん大事なんだけど。
でね、話を戻すとね。
ここでいう「事実」ってのがインプットなの。
インプットの質が全てを決める!って、弁護士に当てはめていうと
どんな事実をお客さんから聞き出せるか、炙り出せるかってこと
なんだと思う。
嶋津さんが、最後の方で、工場見学行きました、何を持って帰って来れるか、課題はここで、とか持ってくる人と、大きな工場でしたね、って人では全く能力が違うって趣旨のこと言ってました。
このことと同じだなと。
気づく能力って、知識から生まれるんだと思う。
でね、となると、弁護士的には、大事なのは、ヒアリングになるんだろうなと。
ヒアリングのうまさが、弁護士としての能力に直結するってこと。
ヒアリングが上手くなるためには、テクニック論だけではなくて、想像力が重要。
そうなると、世の中、こんなこともありうるんだ!みたいな知識が必要。
想像力というのは知識から生まれると思っています。
自分の想像の範囲でしか質問ってできないし。
なので、僕は、事件に取り組むとき、その業界の書籍を購入して、勉強します。
MRってどんな仕事をするの?とか、品質保証ってどんな仕事を知るの?とか。
お客さんに、仕事内容を知るために、何かバカでもわかるような簡単な本を教えてください、買って読みたいんで、とお願いします。
あるあるなのが、証人尋問で、自分側の証人が、予想外の答えをしたときに、弁護士が、「どうしてあんなこと言ったんですか?」みたいなことを言って責めることがあるんだけど、それは、お門違い。事前にヒアリングできていなかったことが問題なのよね。自分の能力を棚に上げて。
今回も大変学びになったなぁと。
今年は、インプット!!圧倒的なインプット!
がんばります。
師匠、最高でした。
最後に、エグゼクティブサマリーを読んで、また頷きまくる。
そうだよね、そうだよねって。
その日、そのあとすぐに、文字に落としておこう
これって、めちゃ大事で、弁護士だと、訴訟経過報告書とか、裁判の期日のたびに、お客様に送るんだけど、
僕は、期日が終わったらすぐに書くようにしています。
純粋に記憶の問題もあるんだけど、雰囲気の言語化もある。
これを1日置いて作成すると、やや不正確になっちゃうんよね。
あとね、もう1つ。
報告書の内容の信用性が問題になった場合には、終わった後、すぐに作成するのが重要。
出来事のすぐ後に作成したもの、1時間後に作成したもの、1日後に作成したもの、1週間後に作成したもの、どれが一番信用できますか?ってことなのよ。
そりゃもちろん、出来事のすぐ後に作成したものだよね。
そこなのよ。歯を食いしばって、すぐにやる!
これが大事と思って、日々生きています。
なんか偉そうに書いてはいるけど、自分への戒めでもあり、備忘でもある。