日本法令さんでゼミを持たせてもらいもう7年目を迎えます。
今回は、
ご案内はこちらです(https://www.horei.co.jp/iec/seminars/view/678.html)。
人手不足時代の労務管理について 一緒に悩み、一緒に考える実務研究会【岡崎ゼミ】
なんか、題名おもろくないですか?
一緒に悩み、一緒に考える実務研究会って。
おいおい、双方向かよって。
そうなんです。うちのゼミは、双方向なんです。
そして、カリキュラムは無視します。
ゼミの後に毎回行われる飲み会で、また、ゼミの最中に、次回、これやろっか?
みたいな感じでやっています。
そのために、途中、1ヶ月単位の変形労働時間制という踏み入れてはいけないところに足を踏み入れてしまったのですが。。。
今回は、
2025年5月16日スタート!
「人手不足」に悩む顧問先からの、きちんと労務管理を行わなければと考えるものの、辞められては困る、逃げられては困るという事情から、強気な労働者の要求や言い分を飲まざるを得ず、どうしたらよいでしょうか? といった相談事例が増えていませんか?
例えば、プライベートで怪我をした労働者に通勤による負担への配慮から在宅勤務を認めたのに、会社に何も言わず遠隔地に引っ越し、今後はフルリモートで働きたいと言われたり、属人性の高い仕事の担当者の代替人員や後継者から待遇アップを求められたりするなど、仕事をしてもらう労働者を確保したい一方で特定の労働者にどこまで特別な待遇を認めるかは、答えのない中で最適解を探すような、難しい対応を迫られます。
本ゼミでは、これまで、書式(第1クール)や規程(第2クール)をベースに、講師や受講生が体験した事例を通じて、起こり得る問題にどう対応するかを議論してきました。
第3クールではより発展させて、現在、皆様が実際に悩んでいる相談事例をベースに双方向で議論するかたちで進めてまいります。多数の視点から回答を探すことで、自分では思いつかない考え方や切り口を学ぶことができ、他の先生は相談にのるときにどういうことを考えるのか、他の先生が同じ相談をされたらどう回答するのか、自分の考えた回答は法的に問題がないのか、といったことも知ることができる場を目指します。
勿論、すべての相談事例について、岡崎弁護士から「自分が相談を受けたとしたら、こう回答するかなぁ、こういうことだから、こうなるのかなぁ」という回答例も紹介しますが、活発に意見交換をし、時に脱線もしながら、岡崎弁護士と一緒に考えるゼミです。
毎回終了後に行う懇親会は、ゼミの議論が続行したり新たな相談が登場したりと、この席で盛り上がった話題が次の講義のテーマに決まることも多く、本編に変わらぬ濃い時間を過ごすことができます。
一緒に人手不足の時代の労務管理の難しさについて悩み、考えてくれる仲間がほしい、と思う皆様のご参加をお待ちしています。
気になる、予定ですが、おそらく変わります。
カリキュラム(予定) 各回 約2時間 17:00~19:00
●第1回 2025年5月16日(金)17:00~19:00
人手不足から起こり得る問題
・プライベートな理由で怪我をした労働者に通勤による負担への配慮から在宅勤務を認めたのに、
会社に何も言わず遠隔地に引っ越し、今後はフルリモートで働きたいと言ってきた場合の対応
・定年退職後再雇用者について、身体が続く限り勤めてほしいと考えている場合の契約更新での注意点
・副業を認めてくれないと会社を辞めると言い出した労働者への対応
・正社員は残業あり、パートは残業なしとして雇用していた会社で正社員の離職が続き、
パートに残業をお願いしたら拒否された場合の対応
●第2回 2025年7月18日(金)17:00~19:00
人手不足から採用を早まると起こり得る問題
・入社1カ月で精神疾患に罹患し、休職したいという新入社員への対応
・人事制度構築のために部長職待遇で採用した労働者の基本給を、前職の待遇を参考に自社の賃金
テーブルから外れたかたちで決めたが、待遇相応の仕事ができないことが明らかになった場合の対応
・契約期間1年の有期雇用労働者について、3カ月の試用期間満了で本採用拒否をしたところ
異議を唱えてきた場合の対応
●第3回 2025年9月19日(金)17:00~19:00
仕事ができる社員をめぐる問題
・属人性の高い仕事の引継ぎを考えていたが、高齢の当該社員が病気でしばらく休むことになり
引継ぎができず、誰もその仕事をしたくないというケースへの対応
・異動が決まったのに、ごねて引継ぎをしない場合の対応
・追加の仕事(ある程度の経験が必要)を指示したところ、もっと良い条件が提示されれば考える、
と言われた場合の対応
・自分は仕事ができると認識し、他の従業員もその認識を持っていることからつけ上がり、
他の社員に対して暴言を吐くことが多い労働者への対応
・経理から営業への異動を命じたところ、自分は会計業務を専門としてキャリアを積みたいので
異動したくない、と言ってきた場合の対応
・会社の金員を横領したことが疑われる労働者が、自己都合退職をしたいと言ってきた場合の対応
・異動を内示したところ、実は異動先の上司から昔ハラスメントを受けたことがあるので
異動したくない、と言われた場合の対応
●第4回 2025年11月21日(金)17:00~19:00
退職にあたっての問題
・退職届とともに、残存の有給休暇のすべてを消化するとの申請をしてきた労働者への対応
・退職予定日まで育児休業を使いたいと要求してくる労働者への対応
・ハラスメントがあったのでもう勤務したくないが給与は支払ってほしい、と要望する労働者への対応
※本ゼミでは双方向のやり取りを通じて講師や受講生が対応したケースに基づく情報交換が行われるため、
講義内容の一部が次回以降への講義へと繰越しになる可能性があります。
一番最初にゼミを始めた時のダイジェストがブログにあったので、それも引用。