先日、僕がハマっているショスタコーヴィチの交響曲第5番を聴きに行ってまいりました。
都響スペシャル。
もう最高すぎた。

指揮者は、クシシュトフ・ウルバンスキさん
ピアノは、アンナ・ツィブレヴァさん
コンサートマスターは、矢部達哉さん
演目は、ペンデレツキ 広島の犠牲者に捧げる哀歌
ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調
ウルバンスキさんが、今回のプログラムのショスタコーヴィチ交響曲第5番にメッセージを寄せています。
少し抜粋します
「私に取って、この交響曲全体の鍵となるのは第3楽章です。この楽章で、ショスタコーヴィチは、全く異なる超個人的な次元へと私たちを導きます。ここでのドラマは、彼の魂の内部で起きているものです。これは間違いなく、彼が書いた最も個人的な音楽でしょう。楽章全体が祈りであり、彼の内なる自己との対話となっています。」
ショスタコーヴィチの交響曲第5番にハマりまくり、
おそらくもう200回は聴いていると思うのですが、
この日の演奏は圧巻。いや、驚きでした。
緩急の魔術師なんじゃないかと。思いましたよ。
第1楽章、第4楽章は、ゆったりという部分とめちゃ高速部分とを使い分ける。
流れる感じがすごかった。
そして、第2楽章は、あえて音を流さずに、細切れに、小刻みに音を繋いでいく感じ。
第3楽章は、その長さを感じさせないものでした。



このカーテンコールを見てくれれば、最高な演奏だったことがわかるはず。
最高としか言いようがない演奏でした。とっても感動しました。
