そして、バトンは渡された@瀬尾まいこ

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久しぶりの読書投稿です。

そして、バトンは渡された@瀬尾まいこ

2019年本屋大賞を受賞した書籍。

市ヶ谷の文祥堂にも、どーんと置いてあったので、

結構前に購入し、1か月前あたりから少しずつ読んでおりました。

 

 

 

 

これは、森宮優子という主人公のお話。

彼女は、父が3人、母が2人。

生まれたときは、水戸優子。

その後、母親が死別。

父親が再婚。←ここで母親が2人目

父親と継母が離婚し、継母と一緒になり、田中優子。

継母が再婚し、泉ヶ原優子。←ここで父親が2人目

継母が離婚し、その後再婚し、森宮優子。←ここで父親が3人目

継母が離婚し、父親と同居。←物語のはじまり。高校生。

読んでいると、最初は混乱するので、これを手元に置いておくと、

読み進めやすいかなと。

物語は、第1章と第2章の2部構成。

第1章が281ページ、第2章が90ページ。

第1章は、高校生の森宮優子の物語。

第2章は、大人になって、結婚を控えた森宮優子の物語。

結婚を控えて、亡くなった母親以外全員に結婚することを伝えようということになり・・・

思ったよりも、そこまで感動的な話ではなさそうだなと読み進めていたのですが、

すみません。全然違いました。

第2章の322ページからの50ページ。

じわ~っとくる感動が押し寄せてきて。。。

不覚にも、電車の中で、涙が溢れてしまいました。

実の親と育ての親。

深い。みんな、実の子ではなくても、本当に、子供のことを考えて、

自分のことなんて考えないで、子供だけのことを。

そんな感動が最後に押し寄せてくる一冊です。