チャイコフスキーのバイオリン協奏曲に衝撃を受け、ブラームスの交響曲1番に感動した夜

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令和5年6月23日の夜、サントリーホールに繰り出しました。

この日は、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート。

首席指揮者であるラハフ・シャニさん

演目は、

メンデルスソーン/ラハフ・シャニ編曲:「無言歌集」より 「失われた幸福」ハ短調、「ヴェネツィアの舟歌第1番」ト短調、「紡ぎ歌」ハ長調

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調(ヴァイオリン:諏訪内晶子)

プラームス;交響曲第1番ハ短調

好きな曲が2曲もあるので、めちゃ楽しみ。

 

これが、当日のプログラム

 

じゃじゃーん。演目書かれています。

実は、6月26日の東京芸術劇場にも行ってきました!

だって、悲愴ですもん。

 

ちょっとここで、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のご紹介。

プログラムからの引用です。

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団は、極めてエネルギッシュな演奏、高い評価を得ているレコー ディング、そして革新的な聴衆へのアプローチで卓越した存在感を放っている。

1918年に創立され、ヨーロッパで最も重要なオーケストラのひとつとしての地位を確立している。 草創期を経て、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団は1930年から首席指揮者を務めたエドウアルド・フリプセのもと、オランダで最も重要なオーケストラのひとつに成長した。

1970年代には、ジャン・フルネ とエド・デ・ワールトのもと、国際的な評価を獲得。ワレリー・ケルギエフの就任は新しい時代を花開かせ、

2018年からはヤニック・ネゼーセガンからラハフ・シャニヘと引き継がれている。 デ・ドゥーレン・コンサート・ホールを本拠地としながら、それ以外の場所、地元の会場から国内外の著名なホールなどでも頻繁に演奏している。

2010年以来、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団はパリの シャンゼリゼ劇場のレジデント・オーケストラとして活躍。

世界各地の地元の会場やコンサートホールで、 教育のための演奏や地域のコミュニティ・プロジェクトなどにより、年間15万から20万人の聴衆に音楽を届けており、その中にはかなりの数の若い世代も含まれている。

1950年代のエドゥアルド・フリプセとの画期的なマーラー録音以来、数多くのレコーディングを行い、高い評価を狸得している。

現在、ドイツ・グラモフォン及びBISレコーズと契約。近年はEMI(現ワーナー)と ヴァージン・クラシックス(現エラート)でも録音している。また、オーケストラの歴史的録音を再発売するために自主レーベルロッテルダム・フィルハーモニック・ヴィンテージ・レコーディングズを設立した。コンサート のライヴ配信はオンライン・プラットフォームのMedici.tv6で視聴することができる。コロナウィルスの発生時 には、オーケストラはデジタル・コンテンツで聴衆に音楽を届けた。

最も注目されたのは、300万回視聴さ れたベートーヴェンの「歓喜の歌」のステイ・アット・ホーム公演で、世界的なニュースとなった。

 

次に、諏訪内さん。

諏訪内晶子さんは、1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝

これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、 サヴァリッシュ、ケルギエフらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ロンドン響、ベルリン・フィル など国内外の主要オーケストラと共演。

BBCプロムス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルンなどの国 際音楽祭にも多数出演。

近年ではグルギエフ指揮ロンドン響とのツアー、パリ管とのヨーロッパおよび日本ツアー、チェコ・フイルと の中国ツアーを行い、オスロ・フィル、バンベルク響、デトロイト響、トゥールーズ・キャピトル管とも共演。

初めて、諏訪内さんの演奏を聴きましたが、うまい!綺麗!そして、勢いがある。

個人的には、五嶋龍さんの演奏の方が好みですが、五嶋みどりさんの演奏よりも好みでした。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、1878年に書かれました。

彼はこ れをロシアの名手アウアーに初演してもらうつもりだったようですが、アウアーは作品をこきおろし、初演も拒絶。

結局1881年ウィーンでブロツキーが初演するが、不評に終った。

しかし、作品の真価を見抜 いたブロツキーは各地でこの作品を紹介し、曲は高く評価されるようになる。

豊かなロシア情緒が技 巧的な独奏とシンフォニックな管弦楽のうちに生かされた傑作で、アウアーも後に認識を改めて自ら 演奏するようになった。

という曲で、個人的には大好きです。第3楽章の力強さと華やかさはとても最高だなと。

 

そして、僕の大好きな楽曲の1つ。ブラームス交響曲1番。

ブラームスが最初に交響曲を構想したのは初期の1855年前後。しかし生来の自己批判的な性格に加え、尊敬するベートーヴェンの交響曲を強く意識していたことで、創作は難航。

多くの試行錯誤の末、交響曲第1番が結実するのは最初の構想から実に約20年も経た 1876年のことで、同年初演されたが、ブラームスはまだ満足できず、翌年に第2楽章を大幅に改作、 決定稿が出来上がった。

まさに難産の末に生み出された交響曲処女作であるが、ベートーヴェン風 の暗→明の構図による古典的論理性を土台としつつ、その中に豊かなロマン的情緒を表現したこの作品には、ブラームスが長年追い求めた自らの交響曲様式が見事に結実している。

いやーーー、ブラ1は本当に良い。大好き。こんなに盛り上がれる曲はそうそうはない。

ラハフ・シャニさんの指揮は、とても力強く、体全体を使って表現をしていました。

小澤征爾さんを彷彿とさせる集中力。サイトウキネンオーケストラでの小澤征爾さん指揮のブラ1を彷彿とさせる演奏でした。

そして、オケは、コントラバスが、左側にいて、いつもは右側なのにどうしてだろうと?

また、ラハフ・シャニさんは、譜面はなしで全暗記でした。すごいなぁ。

 

6月26日 上山保彦(住友生命保険社長)

会社に入ったら三種類の本を毎日読みなさい

仕事に関する本

時代の流れを知る本

自己修養の本

を毎日10分ずつ読む。継続は力なり。

 

違う分野の本を読んで学ぶ。これ僕も心がけています。