読者への配慮が随所に現れている良書

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少し前に購入していた書籍

変な家

 

 

これ、すげぇ面白かった。展開が早くて、どんどん読み進めてしまう。

いやーー、凄いこと考えるなぁ。間取りが紐解くミステリー

 

この本で、おお、やるな!って思ったのが、話が進んでいく中で、

適宜、図を入れたり、時系列を差し込んだりというところ。

今回の本では、間取りが大事なわけですが、間取りについて色々と考察していく中で、

言葉だけだと説明が難しいところってあるじゃないですか。

そこに、優しい配慮があり、最初に出てきた間取り図を何度も何度も、適宜挿入してくれているの。

これがないと、前のページに戻って、間取り図をみて、そして、また文章読んで考えて、という

行ってこい!!が続くのですが、そのストレスを解消させてくれる。

これ読者への配慮ですよ。

凄いっす。自分もレジュメを作ったりするときに、図を使うのですが、最初に図を書いて、そのあと説明していくと、

前に戻るのが面倒なのよね。

だから、何回も同じ図を載せる。

この時の図なんかそうよね。

令和5年3月10日の最高裁判決(令和4(受)1019 未払賃金等請求事件)を整理して動画で説明してみた!

 

6月16日 樋口廣太郎(アサヒビール社長)

変えられるもの、変えられないもの

変えられるものを変える勇気と、変えられないものについては、これを冷静に見過ごすということの忍耐、これが一番大事。

これは変えられるものか、変えられないものかということを認識する判断力というものを経営者は持たないといけない。

変えられるものは勇敢に変えていく、変えられないものについては時期が来るまで待つとか、諦めるとか、それが大事。

 

この、変えられるものと変えられないものという視点は僕もいつも持っています。

自分の力で変えることができることには注力。変えられないものには注力しないという具合に。