今年の最後のクラシックコンサートは、ベートーベンの交響曲第9番。
そう、第九と言われるやつです。
読売日本交響楽団のに行ってまいりました。
第九って、初めてかもしれない。
ベートーベンの交響曲第9番はオーケストラに加えて独唱、合唱までを要する異例の大作です。
この第九は、ベートーベンが最後に書いた交響曲です。
ベートーベン以来多くの作曲家が、9番目の交響曲を作曲する際に、ベートーベンを意識したと言われています。
9という数字は交響曲の捜索者におけるマジックナンバーとすら言われる所以です。
ちなみにベートーベンは交響曲第1番を1800年に完成させ交響曲第8番を1812年に完成をさせていますすなわちこの12年間に8曲の交響曲を集中的に書いています。
そしてそれから12年後の1824年に第九が完成しています。
そして第九は、ウィーンの人々からベートーベンの新作交響曲をウィーンで初演してほしいという嘆願書が届けられ、ベートーベンはそれに同意し、ケルントナートーア劇場での初演が決まりました。
第九というと、多くの方々が、部分部分では聞いたことがあるのではないでしょうか。
全部で65分ほどの長い交響曲ですが第4楽章では、独唱と合唱が入り、かなりの数の人たちが一体となって演奏をすることからとてもスケールが大きいものです。まさに圧巻。
よく年末に第九が演奏されますが、それはなぜなのかというのは諸説あるようです。
まず、年末に第九を演奏するのは、日本だけのようです。
そして、なぜ第九なのか?お年玉を控えた方々に、お年玉の原資をお配りするためとも言われています。
つまり第九は、オーケストラだけでなく合唱も入ってくることからかなりの規模の人数になります。その方々にお年玉の原資を配るためと言われているようです。本当かどうか分かりませんが
来年も、たくさんのコンサートに行って、音楽に浸りたいと思います。
58 荻生徂徠(江戸時代中期の儒学者)
人材を登用するには、その長所を見て行うようにすべきで、短所を見ないようにすべきである。
長所をどんどん伸ばす。自分も、短所よりも長所をもっと磨いていきたいと思います。