僕、実は、短期記憶は結構得意です。
あくまで短期ねw
昔からそうなのですが、オレンジマーカーを引きながら読むことで覚えられます。
弁護士として、短期記憶が得意ということはとても助かっています。
例えば、労働審判。
第一回期日では、労働審判委員会から質問がありますが、
基本的に、僕は、(主任のときは)時系列を全て覚えて望みます。
当然、労働審判の答弁書を書く時点で時系列を整理しているのですが、
それを頭の中に入れておき、いつでも引き出せるようにしておく。
もちろん、ちょっと忘れたりもしますけどw
なので、労働審判委員会が、あれ?誤解しているかな?
とか気づいたときには資料見ないで指摘が可能になる。
それから、証人尋問のときですね。
このときも全てを頭に入れて望みます。
会社側の証人が労働者側の弁護士から反対尋問で何か誤解して回答しているのではないか?とか、そういったものに気づいて即に反応。
または、尋問に対する異議を出すときにも、「誤導」というためには、覚えてないとその場でいえない。
まぁ、そんなこんなで覚えて望むのですが、翌日には記憶からあらかた消え去ります。
それで、覚える際に心がけているのは、
ベタですがw
何度も見ること
です。
回数をこなします。
時系列を味わって見ます。
想像します。
このあたりでしょうか。
2月8日 川上哲治(元巨人軍監督)
裸に生まれてきたに 何不足
いずれにしても、人間、死ぬまで努力ですよ。
裸に生まれてきたに何不足というようにね。
いざというときは、「なあに」という気持ちで度胸良くぶつかっていけば、必ず克服できます。
小林一茶の句とのことですが、正確には、
はだかにて生まれてきたに何不足
のようです。
生涯、赤貧に甘んじて俳句をつくり続けた一茶らしい句だと言われているようです。
生まれてきたときは裸だったじゃないか、今更何を不足だというのだ!
ということのようです。
まぁ、一種の前向きな開き直りでしょうか。
こういった心境になる(開き直る)ことは僕も良くあります。
あーーー、もうこれ以上は無理!とかw
明日やるぞ!とかw
自分の心を制御するときに、開き直るというのはとても使えます。
まぁ、死ぬわけじゃないだろうしと思って、色々と取り組むことも多くあります。