人事労務トラブルを防ぐ、リスクを減らすための書類作成の仕方 労政時報

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先日、久しぶりに単著を出させていただいた労政行政さんで、

セミナーを担当させていただくことになりました。

労政時報では初めて。

本のコピペは危険! 事案に合った書類を作成できるようになる!

『人事労務トラブルを防ぐ、リスクを減らすための書類作成の仕方』

~書式を通じて発生頻度の高い労務トラブル対応を網羅的に理解する~

という題目でございます。

詳細は→こちら

実際に人事労務問題に携わっていると、いろいろな書類を作成しなければなりません。

いろいろな本がありますが、どうしてそうなっているのかを考えて利用する必要があります。

講座概要

労務トラブルを未然に防ぐ、または労務トラブルが発生したとしても被害を最小限に抑えるために、さまざまな書類を作成することは、証拠としての記録として極めて重要です。まさに予防法務の最前線ともいえます。
他方で、書式は形に残ります。市販の書式集を安易に流用することは、極めて危険です。内容の不備からトラブルを防止・解決できないケースがあるからです。その書式の作成意図を理解した上で、自社の事案に応じて適切な内容にアレンジをする必要があります。例えば、退職勧奨の結果、社員から退職願が提出された場合の退職承認にしても、「退職願を受理しました」という文言で十分なのかといった点も留意しながら、「どうして、こう書かれているのか」という行間に込められた思いを理解する必要があります。
本講義では、これまで講師が作成してきた豊富な書式を類型別に整理して、そのトラブル事案の奥に潜む考え方をも踏まえて、書籍では書けない実務対応について解説します。

【本講座のポイント】

①書類を作成するに当たっての基本的な考え方を理解できます
②さまざまな書籍にある書式を理解しないまま流用することのリスクを学べます
③裁判を見据えて、何が大事なのかを実務のポイントを整理できます

 

Ⅰ 問題社員対応
問題社員対応に当たってのセオリー、解雇無効となった場合のリスクを理解し、注意・指導をどのように記録に残していくかを深掘りします。

Ⅱ 問題社員退職に当たっての実務
問題社員が退職に応じた場合に、どのような書類を作成する必要があるのか、退職合意書の作成に当たって、どのような点に留意する必要があるのかを深掘りします。

Ⅲ 解雇と雇止めの実務
問題社員を解雇する場合の解雇通知書、解雇理由証明書の書き方の留意点、雇止めをする場合の雇止め通知書、雇止め理由証明書の書き方の留意点を深掘りします。

Ⅳ 休職・復職の実務
メンタルヘルスによる休職発令書の作成の留意点、復職に当たっての書類作成の留意点等を深掘りします。

Ⅴ 労災対応の実務
労災事故が起きた場合の労災申請における事業主証明の書き方、その後の対応に当たっての留意点等を深掘りします。

Ⅵ 従業員代表の実務
誤解の多い従業員代表の選出手続きについて、どういった書式で選出の手続きを行うのか、また、使用者としてやって良いことと悪いことなどについても深掘りします。

 

なかなかに面白いテーマです。昨年から今年にかけて、このテーマで社労士会で話をさせてもらっていますが、誤解してたところがあったーーとかのお声をいただいたりします。

企業の人事労務担当者の方に是非とも聴いていただきたいなと思います。

 

5月18日 漆紫穂子(品川女子学院校長)

奇跡の学校改革

生徒たちの目線で学校生活を見直した。

砂が溢れてくる時に、ちょっとずつ小さな堰を造っても溢れてしまうから、

あるものを全部使って高い堰を造り、その間に砂を固める作業をした方が良い。

 

何かを変える時には、どこに着目するかという点が重要。

サービスであれば、利用者だよね。

我々の業界も同じ。お客様目線で考えていかなければ。