恒例のすし匠まささん。
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すし匠まささんに行く理由は何か？
・美味しいから。
それは間違いない。では、それだけか？
・行かないと次の予約が取れなくなるから。
それもあるかwでは、それだけか？
・改めて仕事とちゃんと向き合おうと思わせてくれるから。
僕は、これですかね。一番は。
まささんのプロフェッショナルの仕事を見て、
そして、自分も仕事にもっともっと向き合わないといけない、
努力を怠ってはいけない、愚直に、そして、負荷をかけながら
進んでいかなければならないと思わせてくれる。
うわーーーーーーー、まささん。すげぇよ、それは。
って思うことたくさん。毎回です。
仕事と真正面からぶつかり合ってるなと。
これを僕が初めて来たとき、１５年くらい前から、ずっとやってるのよ。
お世辞でもなんでもなく、１回、行ってみたらわかると思います。
今回もたくさんのものを食べさせていただきました。
５月２６日 山下泰裕（東海大学教授）
人の痛みが分かる本当のチャンピオンになれ
野村忠宏が、６０キロ級で優勝しました。前の日に試合のあった人間は、次の日の人間が力を出し切ることができるようそばに付き人として付くということを、前もって決めていたんですね。
それで試合が終わった日は、野村は明け方の４時頃までマスコミの対応をし、次の日も朝８時から対応して、それが終わってお昼の１２時に試合会場に、車の中でハンバーガーを食いながら駆けつけて、中村行成の付き人をやったんですよ。
それで中村が負けた。負けて控室に帰ってきて、がっくりと座り込んで着替え始めた。そのとき、野村が、中村の柔道着をものすごく大事に大切に一所懸命畳んでいるんです。付き人は試合に向かうまでですから、そこまでやる必要はないんです。それなのに負けた中村の柔道着をものすごく愛おしそうに丁寧に丁寧に折り畳んでいる。
これ、めちゃ感動じゃないっすか？
泣けるというか。野村元選手のことが大好きになりました。
ええなぁ。こういう器の大きい人間になりたいものです。