NTT2030年世界戦略の読了

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先日、長らく少しずつ読んでいた

NTT2030年世界戦略–IOWNで挑むゲームチェンジ

を読了しました。

難しいことがたくさん書いてありましたが、

NTTさんが色々なことをやっているということがわかりました。

勉強不足でした。

IOWNは、NTTが培ってきた光ファイバー技術をベースにコンピューター処理まで光で実現しようという構想とのこと。これまでは通信は光信号、演算処理は電気信号とそれぞれ異なる技術を使ってきた。データを送ったり処理したりする度に信号を置き換える必要があり、変換ロスや多くのエネルギー消費を招く要因となっていた。

全てのデータを光のまま処理できるようになれば、大量のデータを一度に処理し、人間の行動や社会、経済の動きを「デジタルツイン」としてサイバー空間上に再現し、リアルタイムでシュミレーションできるようになる。インターネットの問題点として指摘されてきたセキュリティ面での安全性も高められる。

 

これ読むだけで、ウキウキしませんか?どんな社会ができるんだろう?技術の進化で次は何ができるんだろう( ・∇・)

 

それから、B2B2X戦略を推し進めるとのこと。

最初のBがNTTであり、二つ目のBが顧客企業をあらわし、Xはソリューションやコンテンツ、消費者などを意味する。

NTT内では、別名「黒衣(くろこ)戦略」とも言われており、NTTのことを舞台の黒衣役に例え、自らが前面に立つというより、顧客企業の事業変革や事業推進を背後で支援する企業になろうという戦略を表している。

 

難しいことが多くて、読み飛ばしたところもたくさんあるけれど、ためになりました。

 

6月5日 水戸岡鋭治(工業デザイナー)

働くとは、人にサービスをすること

私は、働くとは即ち人にサービスをすることだと思うんですね。人のことを考えられるのは能力が高いということであり、幸福になれる基本ではないかと。

だから私の事務所では10名ほどスタッフがいるんですが、来客の予定があると、「こういう人でこのくらいの年齢だ」とだけ話してお弁当を買いに行かせます。お客様のことを考え、いかに良い弁当を買うことができるか。それができない者に良いデザインはできません。

 

これ、沁みるなぁ。そうですよ、そう。仰る通り。

相手のことを想像する、どうしたら喜ぶかを想像する。それが仕事ってもんですよね。